■当期の経営成績の概況
 当連結会計年度の売上高は137,851百万円(前年同期比15.8%増)、営業利益は32,529百万円(前年同期比47.4%増)、経常利益は32,244百万円(前年同期比49.4%増)となりました。なお、特別利益に関係会社清算益を、特別損失にコーポレートアクション費用を計上した影響等から、親会社株主に帰属する当期純利益は24,011百万円(前年同期比122.7%増)となりました。

 

 セグメントごとの経営成績は次のとおりです。
 当社グループは、事業子会社を基礎としたセグメントから構成されており、「エレクトロニクス事業」「医療・医薬品事業」の2つを報告セグメントとしています。

 

■エレクトロニクス事業
 エレクトロニクス事業の売上高は、半導体パッケージ基板用部材やリジッド基板用部材の販売数量増加等により、前年同期を13,582百万円上回る95,285百万円(前年同期比16.6%増)となりました。セグメント利益は、前年同期を7,718百万円上回る29,177百万円(前年同期比36.0%増)となりました。
 なお、当期累計期間における期中平均為替レートは1米ドル150.9円であり、前年同期の期中平均為替レートである1米ドル152.5円と比較し1.6円の円高に推移しました。

エレクトロニクス事業売上高

<主要な変動要因>
 

  • 半導体パッケージ基板用部材の販売数量増加により、増収。
    • AIの普及を背景とした需要の高まりがみられ、メモリ向けのドライフィルム製品を中心に販売数量が増加。
  • リジッド基板用部材の販売数量増加により、増収。
    • 車載関連、スマートフォン関連部材において、中国地域を中心に需要が好調に推移し、販売数量が増加。
    • 最終製品の需要変動に伴い当社製品の需要が低下し、ディスプレイ関連製品(白色DF)の販売数量は減少。
  • 為替が円高に推移したことにより、減収。

■医療・医薬品事業
 医療・医薬品事業の売上高は、製造受託事業における受託数量の増加や、製造販売事業における一部製品の需要増加等により、前年同期を4,932百万円上回る36,490百万円(前年同期比15.6%増)となりました。セグメント利益は、前年同期を3,014百万円上回る5,063百万円(前年同期比147.1%増)となりました。

医療・医薬品事業売上高

<主要な変動要因>
 

  • 太陽ファルマテック株式会社(医療用医薬品の製造受託事業)は、増収。
    • 既存顧客からの受託数量が増加。
    • 新規委託元からの受託製造の本格化により、受託数量が増加。
  • 太陽ファルマ株式会社(医療用医薬品の製造販売事業)は、減収。
    • 2024年10月開始の選定療養制度における対象品目の販売数量が減少。
    • 他社同効薬の供給不足に伴う需要増加により、販売数量が増加。
    • 薬価改定における不採算品再算定により、一部製品の薬価が引き上げられたことで、売上が増加。

(単位:百万円)

項目

2025年3月期

2026年3月期

増減額

増減率

売上高

119,010

137,851

18,841

 16%

営業利益

 22,067

32,529

10,462

 47%

経常利益

 21,577

32,244

10,667

 49%

親会社株主に帰属する四半期純利益

  10,780

24,011

13,231

 123%