社員紹介

失敗の中から新たな発見が研究の面白さ知的好奇心を原動力に未来の主力事業を創る

失敗の中から新たな発見が研究の面白さ知的好奇心を原動力に未来の主力事業を創る

研究本部 研究一部 | 研究職

2016年 新卒入社

※役職・配属部署はインタビュー当時(2018年11月)のものとなります。

新しいことに挑戦できる環境を求めて2016年に新卒で太陽ホールディングスに入社。研究部門に配属後、新規合成法の探索に携わる。現在は市場ニーズの調査から技術の確立、顧客開拓等も行いながら、新規事業の立ち上げに邁進。

会社が成長していく中で自身も成長できると確信

新しいことに挑戦することにワクワクするタイプで、高分子化学のバックグランドを活かして新規事業や新しい製品を創出できる会社で働きたいという強い想いがありました。就活中に多くの会社訪問をしましたが、説明会で取締役が「新規事業に全力を掛けて投資している」と話していたことに加えて、データとしての研究開発費の高さや環境整備が伴っていたことで説得力を感じました。私が会社に入ってやっていきたいことと、太陽ホールディングスの描いている未来が一致していると感じ、入社を決意しました。

入社直後から、今までにない合成法の探索の研究をしていました。入社後直ぐに一から任せてもらえることが嬉しかった記憶があります。研究を進めていく中で様々な仮説を立てることや、立証するための実験計画を立てることはもちろん、必要な機材を準備し、困ったら周りの先輩に相談しながら合成法を試しました。自由に研究を進めることができ、想像していた以上に様々な仕事をやらせてもらえる環境だと業務を通じて驚いたほどでした。

「早く結果を出したい」という想いもあり、色々な方法で研究を進めていましたが、芳しくない結果が続き、苦しい思いをしました。入社1年目早々にして、大きな壁にぶつかったと感じました。

部署を超えたコミュニケーションがきっかけで思わぬ形で新しい研究結果に結びついた

自分の研究成果はなかなか出ず、苦しい時期もありましたが、好奇心が強いこともあり、日頃から他部署の研究内容にも耳を傾け、あらゆる技術を学ぶことを心掛けていました。ある日、同僚とお互いの研究内容を共有していたところ、自分の研究にも応用することが出来るのでは、とひらめいたことがありました。この時はとても興奮しました。即座に実験をし、結果も良好で、最終的には特許出願までに至り、初めて達成感を感じられた忘れられない経験となりました。このように、思いもよらない形で結果が得られて、それが次に繋がるのも研究の面白みだと改めて感じられた瞬間でした。上手くいかない結果が続いても、常に目標を立てそれに向かって着実に進めていくプロセスが楽しいと感じています。

いつか、会社を牽引していけるような新規事業を立ち上げたい

現在は新規事業のテーマを担当しており、市場調査や技術の確立、顧客開拓にむけてのチームの立ち上げを主担当として任せて頂いています。海外の見込み顧客へ足を運びヒアリングを行い、顧客の抱えている問題や要望を把握します。その後、研究を重ね開発した材料を紹介するために再度訪問します。お客様の声を直接聞くことが出来るため大変興味深く、研究をする上でモチベーションアップにも繋がっています。
私が新規事業を進めている中で大切だと感じていることは、周りとのコミュニケーションと関係性構築です。一人でできる仕事には限界があり、常に周りの協力を得ながら仕事をしていると感じています。社内はもちろん、社外とのコミュニケーションが事業を作っていくうえで重要であると思っています。

今後は、常に新しい情報をキャッチしていきながら、世の中から求められている製品を創造していきたいと考えます。もちろん研究そのものも大事ですが、コミュニケーションを通じて効率的に新しい技術や製品を生み出すことができれば、当社グループの強みを発揮できるのでないかと思います。既存で成熟している技術は世の中に沢山ありますが、新しく求められている分野において、自分の知恵を絞り革新的な技術を生み出し、世の中に貢献していきたいです。

私のとある一日

8:30-9:00
メールチェック
9:00-10:00
社内打合せ
10:00-12:00
実験
12:00-13:00
昼食
13:00-16:00
午前中の実験の続き
16:00-18:00
文献調査などデスクワーク