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Culture
太陽グループが掲げる自律型人材
太陽グループが目指す組織
自律型人材あふれる組織を目指して
太陽グループが考える「自律型人材」とは、自ら目標を設定し、その達成のためのプロセスと成果の創出を楽しめる人材です。当社は様々な分野へ積極的に展開を続けていますが、これからの事業成長は世の中の変化とともにあります。だからこそ、世の中の変化をいち早く読み取り、必要とされる価値を生み出す力が重要になります。
恵まれた環境に甘えるのではなく、むしろ良いプレッシャーを感じて目標へ挑む人、責任感を持って前向きに取り組む人こそ、自分の意志が仕事に反映され、やりがいや楽しさを感じることができます。一人ひとりの頑張りや工夫の積み重ねが、大きな成果につながるのです。当社は、そうした自律型人材とともに “未来を描くこと” を心から楽しめる組織を目指しています。
太陽グループの価値創造モデル

成長の源泉となる自律型人材の育成・活用
当社は、長期経営構想「Beyond Imagination 2030」で「多様化する社会や組織に対応する自律型人材の育成・活用」 を基本方針の筆頭に掲げています。それは、人の成長こそ企業の成長そのものであると考えているからです。自律型人材になれるかどうかは最終的に本人次第ですが、前提として社員一人ひとりが自律的に仕事をしていける環境を整えなければなりません。そこで当社では「仕事のやりがい」「職場環境」「公正な評価・給与」の3つをバランス良く整えることを、社員に約束しています。例えば、「仕事のやりがい」では、若手であっても海外勤務に出てもらったり、プロジェクトリーダーを任せたりと、実力とやる気さえあれば大きなチャンスを掴むことができます。「職場環境」では各拠点の食堂リニューアルを行い、国内外の研究開発拠点や事業所を常に更新・新設しています。さらに、設備や制度を整えるだけでなく、従業員の成長や気付きを促す人材・組織開発にも注力しています。
「公正な評価・給与」では、昨今の環境変化に適した形で従業員の給与諸制度を改定し、数%~約40%の給与増額を実現しました。また人事評価など社内的な評価だけではなく、社会から評価される企業でありたいという想いを大切に、地域貢献活動などにも積極的に取り組んでいます。


取り組み例
自律型人材への一歩を促進する取り組み「図書費補助制度」
当社では、社員の図書購入費用を補助する制度を設けています。広いジャンルの書籍において、購入費をひと月2万円まで会社が負担します。この制度も自律的なキャリア形成の一環として、読書が習慣化されること、読書を通じた幅広い分野の気づき・学びを得ることを狙いとしています。
一人ひとりが自律した
人材であるために
対話を通じて創造した「太陽バリュー」
「太陽バリュー」は、「経営理念」の実現に向けて、太陽グループの社員一人ひとりが大切にしていく価値観です。経営陣と社員の対話を通じて、具体的なエピソードや想いから言葉を紡いで創造しました。事業が拡大・多角化し、拠点も増え、異なるバックグラウンドを持った人が集まるようになった今、「共通の価値観」で社員同士がつながり合っていることが事業成長の大切な土台の一つと考えます。その上で、一人ひとりの知識や経験を最大限に活かし、組織としての能力を高めながら事業を推進していくことで相乗効果を生み出します。太陽バリューは、社員一人ひとりが探究し続け、日常の仕事の中で体現し続けるものです。だからこそ、社員全員で育んでいくことを大切にしているのです。
楽しむ未来を描き、自ら動く。
論語の中に「これを知る者はこれを好むものに如かず、これを好むものはこれを楽しむものに如かず」という言葉があります。この言葉のように、太陽グループが描く「自律」の姿とは、楽しみながら働くことで、自分の想いを成果へつなげていくこと。そして楽しむ気持ちとは、当事者として物事に向き合っていくことで生まれるものです。この前提を大切にしていくために、太陽バリューの最初に「楽しむ」を位置付けました。
誠実素直に向き合う。
将来に誇れる判断をする。
「誠実」な姿とは、物事や人や状況に「素直に向き合う」ということです。「誠実」は太陽バリュー策定の過程で経営陣・社員から最も多く出てきた言葉でした。一人ひとりが、「今の判断は将来に誇れるか?」という問いに対し、常に「誠実」に向き合ってきた結果が今の太陽グループにつながっています。「誠実」という価値観によって、太陽グループの歴史が紡がれてきたといっても過言ではありません。
スピードまず動く。先駆ける。
「スピード」という言葉から連想されるのは、「まず動く」でしょう。日々の活動の中で、レスポンスの速さや、すぐやってみる行動力は、ビジネスの成功に直結します。さらに広い視野で考えた時に大切なのが、「先駆ける」。当社はソルダーレジストを基軸に成長してきましたが、世界トップシェアを取れたのは将来を見据えて先手を打ったからです。「先駆ける」という意志を持って仕事に臨むことで、さらなる未来をつくり出していける組織を目指していきたい想いがあります。
コミュニケーション相手の想いを聴く。
意思を言葉にして伝える。
「コミュニケーション」は、ビジネスでも日常生活でも欠かせない行動です。だからこそ、「相手の想いを聴く。意思を言葉にして伝える。」と表現しました。一見、当たり前のことのように思えるかもしれませんが、重要なのは「相手の想いに真摯に耳を傾けること」です。それを意識し、自ら働きかける双方向のコミュニケーションを一人でも多くの社員が心がけていくことで、新しい一歩につなげていきたいと考えています。
Column
自律型人材にあふれる組織を目指す取り組みとして、
太陽バリューの具現化に取り組んでいます
2021年のリリース後は、職場ごとに選出されたバリューリーダーが中心となり、それぞれの実情に応じた太陽バリューの「具現化」に取り組んでいます。「具現化」とは、太陽バリューを軸に互いの価値観を探究すること。そして仕事の中で体現し続けること。その活動を支援するツールとして、太陽バリューについての問いかけが書かれた「問いカード」が各部署に配布されています。そのほかに、職場ごとの活動を支援する「振り返り・内省」のツールや、カジュアルに集まれるランチの機会を活用して今後の取り組みを考えたり、オンラインツールでコミュニティを形成したりするなど、日々太陽バリューに触れ、考え、周りの人とお互いの価値観を共有しています。
みんなのエピソード
社員に聞きました!太陽のカルチャーって?
積極的に挑戦していこうという風土があるのが、太陽グループです。実際に、医薬品事業への参入後、アジアビジネスへの展開などにも積極的に挑戦し続けています。自律型人材があふれる組織になっていくことで、組織としてより業務の質が担保され、成長が続いていく会社になると思っています。 太陽ファルマ 信頼性保証部 薬事グループ
太陽グループの人は、仕事への姿勢が前向きで、「まずはやってみよう」という雰囲気があります。担当していた製品でこれまでにない新規用途の要求が来た際、「これができたら面白いね!適応できるか試してみよう!」とみんなで取り組んだ思い出があります。お客様のご要望に誠実に応えるというカルチャーにもつながっていると思います。
太陽インキ製造 技術開発センター
プロセス開発部 プロセス開発課
組織として成長し、挑戦し続けるための道筋が見えていて、社員にも共有の価値観として根付いているのが太陽グループ。変化する過程や慣習、価値観の進化に伴う挑戦や学びを共有し、受け入れていくための場を作ろうという意識も強いです。このような意識があるからこそ、一人ひとりが誇りを持って楽しく働こうと思い、成長が続けられるのだと思います。 太陽インキ製造 製造部 設備課
太陽グループには、新しいことへの挑戦を恐れず、また失敗を糧にしていこうというカルチャーがあります。税制改正における経理部の対応では、若手社員でも積極的に制度内容の調査を行っていました。また、他部署を巻き込んだ取り組みの際にも、フィードバックが速く、スピード感を持って改善していこうと仕事に取り組む人が多いと感じています。 太陽インキ製造 経理部 経理課
太陽グループの社員は、自分の考えをしっかり持った人が多く、年代を問わず活発なコミュニケーションを取っています。太陽バリューの具現化活動で、課を横断した4人ずつがグループになって一つの標語にまとめる取り組みを行いましたが、若手はベテランの経験を学び、ベテランは若手の感性・視点が刺激になり、どのグループからも力作が生まれました。
太陽ホールディングス 研究本部
企画部 企画課
太陽グループは地域社会との関わりを大事にしています。太陽ファルマテックにできた厚生施設では、地域のイベントである高槻ジャズストリートの会場として利用されるなど、地域社会の活性化に取り組んでいます。また、チャンスを掴みにいける風土があるため、学びたいこと、やりたいことに積極的に取り組む人にとって、より成長していける会社です。 太陽ファルマテック 経理・財務室
自分が新入社員だった頃に先輩から教わった、「助け合い」は太陽グループの一つのカルチャーだと思います。お互いに助け合うことにより、信頼関係やチームワークも良くなりますし、自分の意見や周りの人の意見など、様々なアイディアが出ることにより生産性も向上します。後輩が配属されたら今も、大切に伝えています。 太陽インキ製造 製造部 練肉課
太陽グループには、お客様とともに歩み続けることを大切にするカルチャーがあります。私は転職組で、前職ではソルダーレジストを使用していた側でしたが、「何か不具合があっても一緒に考えて解決に向けて協力してくれる良い会社だ」と感じていました。 入社した今も、お客様のご相談を、自分事に捉えて一緒に検討していく姿が太陽らしいと思っています。 太陽インキ製造 品質統括部 品質管理課
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挑戦の軌跡