> 人を知る > 社員紹介

開発

人とつながり、率先して「楽しむ」

絶縁材料開発部 PKG材料開発課
太陽インキ製造
2019年 新卒入社

K.T.

※ インタビュー内容は取材当時のものです

太陽インキ製造
PKG材料開発課

2019年〜2020年

フレキシブル基板向け屈曲性を有するソルダーレジスト(SR)をPKG基板向けSRへ応用すべく検討。

太陽インキ製造
PKG材料開発課

2020年〜2021年

顧客でのサンプルワークが進んでいる試作品について、顧客対応などの技術サポートや社内での製品登録などを担当。

太陽インキ製造
PKG材料開発課

2021年〜

薄膜基板向け高剛性ソルダーレジストについて、顧客の課題解決に向けて改良品を開発。複数顧客に評価してもらい、製品化を推進中。

太陽HDとの出会い

新しいことは、ワクワクする

就職活動の時に考えたのは、自分の可能性がもっとも広がる環境は何かということでした。入社してみなければ自分がどう感じるかは分からないので、自分の可能性を狭めずどんなキャリアも歩める会社が良いと考えていました。重要なのは、どの立場の意見でも受け入れ変化に柔軟な風土があること。そのため、比較的コンパクトで変化に富んだ会社に注目しました。
太陽ホールディングスは、研究施設や社員食堂をリニューアルしたり、若手社員の発案でプロジェクトが進行したり と、働く環境面でも新しいことを積極的に取り入れていました。また、選考過程で人事の方と話した際「新しいことってワクワクするよね」と言われ、この会社は変化を楽しんでいる、自分のような新人の考えがむしろ必要とされているのでは、そして自分の行動次第でどんな未来も創造できるのでは、と実感。その風土に惹かれ、入社を決意しました。
入社後もその印象は変わりません。製造現場に入り実際の作業をしながら製造プロセスを学ぶ研修で、従来は組み込まれていなかった工程も見学したいと工場長に志願したところ、製造部長と相談してすぐに研修プログラムに追加してくれました。新入社員からの意見であっても柔軟に取り入れてくれることを実感した経験でした。

想像を、行動に。

Schedule

-9:00
出社、メールチェック
-9:30
実験
-12:30
昼食
-14:00
チームミーティング
-15:30
評価・解析
-19:00
退社

大事にしていたコミュニケーションと目的意識

私は、コミュニケーションを取りながら社内外の色々な人と関わってモノを立ち上げていく方が得意だなと思い、これまで培ってきた化学の知識とコミュニケーションを掛け合わせられると考えた開発職を志望。
希望通り開発職に配属され、まずは人見知りせず自分からどんどん話しかけて人脈を広げることに注力しました。構築した関係性は、のちに自力で業務を進めていく際に非常に活きて、スムーズに業務を進めることができました。スピード感を持ってみんなで業務を進められている感覚はとても楽しいです。
また新人の頃から仕事の目的意識にはこだわってきました。顧客に採用してもらうためには、要求に対し迅速に対応することが重要であるため優先順位をつけながら業務に取り組む必要があります。そのため、新人の頃から常に「何のためにやるのか?」を意識しており、分からない時には上司に聞くなどしていました。状況によってはやりたいこととは別のことをやらねばならない時もありましたが、意見を聞きながら広い視野で周りの状況を適切に把握し、取り組むべきことを正確に理解できた時、自然と目的・意義を見出せてモチベーションにもつながったと思っています。

行動で、未来を。

皆で創りあげる喜びを感じたリーダー経験

自ら責任を負うことで得られる視座や経験はとても貴重だと思っていたので、入社当初から「若手のうちにリーダーを経験しよう」と考えていました。そこで、自ら手を挙げてバリューリーダーを担当しました。これは、当社で働く上で大切にすべき4つの価値観である太陽バリューを、部署内に浸透させ皆で具現化していく取り組みのリーダーです。私自身「楽しい」という言葉が入っている太陽ホールディングスの経営理念に惹かれたこともあり、太陽バリューを意識して業務を行っていくべきだと感じていました。そこで、常に自分で考えるべき立場となりバリューへの理解を深めるとともに、チームや課内に業務とバリューのつながりを伝えていきたいと思いました。
実際の活動では、業務が忙しいことや個人によってバリューの捉え方は様々であったため、チームメンバーにヒアリングしながらメンバー自身が望む形で進めていくことに重点を置きました。すると、皆さん積極的に取り組んでいただき、自発的にプランの提案も出てくるようになりました。チーム皆で創りあげていくことができたのは、リーダーとしてとても嬉しかったです。

私が創る未来

大事にしたいバリュー:コミュニケーション

常に新たな景色を楽しみたい

これまでの開発職としての経験で、原料の組み合わせから考え材料を開発する、顧客で評価をしてもらう、製造現場を巻き込みながら量産体制を確立する、顧客での採用を進めながら技術フォローを行うなど、一連の流れを経験することができました。業務を進めながら、営業部門とともに行う顧客への説明や製造現場・品質保証部門と製品化を進める中で、やはり自分の強みはコミュニケーションであると思いました。そのため、得られた知識・強み・考え方を活かしながらもっと様々な業務を経験して視野を広げていきたいです。
立場が変われば見える景色も変わり、開発を経験した自分だからこそ影響を与えられることもあるはずです。常に「自分はいま何がしたいのだろう?」という感性を忘れず、楽しみながら挑戦していきたいです。