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生産技術

生産プロセスから競争力を生み、事業にインパクトを

北九州事業所 製造技術課
太陽インキ製造
2018年 新卒入社

K.K.

※ インタビュー内容は取材当時のものです

太陽インキ製造
製造技術部

2018年〜2023年

埼玉工場にて、液状ソルダーレジストの生産性の向上、製造工程の改善、工程設計を担当。

太陽インキ製造
北九州事業所 製造技術課

2023年〜

ドライフィルムタイプのソルダーレジスト主力工場である北九州事業所にて、生産性の向上、製造工程の改善、工程設計を担当。

太陽HDとの出会い

高い利益率と社員のふとした素顔に惹かれて

化学工学を専攻していた学生時代、「どんな反応を起こすか」よりも「いかに効率的に反応を起こすか」に関心を持って研究に取り組んでいました。ビジネスの世界で利益づくりに貢献したいと思い、就職活動をスタート。自分にとってはものづくりにおいて生産効率の向上や、コスト低下を考えることが社会に貢献している実感が得られると思い、“つくるもの” ではなく “つくり方” を考えるメーカーの生産技術部門を志望しました。いくつかのメーカーを検討する中で、太陽ホールディングスは化学メーカーの平均と比べて利益率が大幅に高いことに関心を持ちました。それだけ生産性の高い組織をつくり、付加価値が高い製品を生み出しているのだろうと考えました。
さらに会社説明会で、壇上から降りた社員のみなさんがとても楽しそうだったのが印象的でした。「ON」から「OFF」に切り替わる、ふとした表情に人の素顔が表れるはず。そんな場面でも、ずっと楽しそうにしている雰囲気を垣間見て、「ここなら自分らしく働ける」と感じましたね。

想像を、行動に。

Schedule

-08:30
出社、メールチェック
-09:00
試験立ち合い
-12:30
昼食
-13:30
資料作成など
-16:30
打合せ
-17:30
退社

生産技術は利益の創出に直結する仕事

入社後は、希望通り生産技術に関わる部署に配属されました。高い品質を維持しながら生産性を向上させたり、生産工程内のロスを低減させたりするのが主なミッションです。たとえば、同じ時間・同じ品質でより多くの製品を生産することで、より多くの顧客と取引できるチャンスが生まれます。仮に数億円の事業があったとしたら、数%ロスを低減するだけで何百万円単位のコスト削減につながり、それだけ利益の創出に貢献できる仕事なのです。大切なのは、各機械の役割や試験・評価の方法などを体系的に理解し、生産現場の全体最適をつくること。現場での経験を重ねながら、自分なりに生産技術の役割を認識してきました。
現在私が担当しているドライフィルムタイプのソルダーレジストは、市場的にも需要が大きく、急速に売上が伸びている分野です。自らの取り組みによって利益の創出に大きなインパクトを与えられるので非常にやりがいがあります。

行動で、未来を。

部署を巻き込み、改善プランを完遂

入社後の3年ほどは製造現場を含む工場の業務内容を把握すること、目の前の仕事に取り組むことに精一杯でした。生産工程やデータの分析方法を学び、各部署に様々なキャラクターの人がいてどのような役割を担っているかを把握する中で、改善すべき点にも気づくようになりました。
気づいたからには自分で動かなければダメだ、と思い4年目の時に自部署のメンバーを集めて3つの生産工程の改善プランを提案し、「こういったことをやりたい、なので皆さん協力してください」と、上司や先輩・後輩に協力を仰ぎました。改善点は立案した自分が一番分かっているので、自ら舵を取りながら様々な部署との連携を行いました。生産現場のみなさんとコミュニケーションを取り無理のない進め方を考えたり、日程調整をしたり、自部署だけではできない試験を他部署に依頼したり。分からないこともありましたが、それまでの経験から問題に応じた相談相手を把握していたので相談しながら進めました。
大変なこともありましたが、周囲と協力しながら自分で提案した改善プランをすべてやり切った達成感が印象に残っています。そして、取り組んだことの効果が数字の変化として表れたことで、貢献できた実感を持てると同時に、仕事の面白さを感じられました。

私が創る未来

大事にしたいバリュー:スピード(先駆ける)

まだ見ぬ仕事で視野を広げていきたい

生産プロセスの分野も会社に競争力を生み出す一端を担っており、先駆けることを大切にしています。たとえば同じ特性・品質の製品があったとしたら、いち早く提供できるかどうかがビジネスの成否につながります。社内の開発部門から「こういう製品ができそう」と相談を受けた段階ですぐに準備を進め、市場投入までのタイムラグをできる限りなくし、期待を超えていきたいです。
これまでは生産現場に近いところで利益に貢献することに楽しみを感じていましたが、全く異なる部署も経験して視野を広げていきたいです。元々定量的に物事を考えることが好きなので経営に関わる数字にも興味がありますし、会社の中に他にどんな仕事があるのかも知っていきたいと思っています。様々な事業や、仕事のフィールドが多様に広がる太陽グループで、チーム一体となり成果創出する経験を積み重ね、自らも成長しながら会社の発展に貢献できる人材を目指していきます。