> 人を知る > 社員紹介

ITシステム

好奇心と挑戦心を活かし、DXに挑む

情報システム部 企画管理課
太陽ホールディングス
2023年 新卒入社

Y.K.

※ インタビュー内容は取材当時のものです

太陽インキ製造
製造技術部

2023年4月〜2023年9月

製造現場や製造間接部門で研修を受け、製造業についての知識やエレクトロニクス事業の業務について学ぶ。

太陽ホールディングス
情報システム部

2023年10月~

工場システムの刷新、生成AIを導入した社内向けアプリの推進などに取り組む。

太陽HDとの出会い

予想外だった新しい挑戦の機会

学生時代は遺伝子系生物学を専攻。就職先を考えた時に、学生生活の研究に近しいイメージを持てたのが化学メーカーでした。太陽ホールディングスに興味を持ったのは、主力事業であるエレクトロニクス分野で世界トップシェアを誇る製品によって安定した基盤がありつつ、医薬品やサステナビリティなどの新規事業にも積極的に取り組んでいる点です。会社の向上心を感じ、将来的にも色々なことに挑戦していけそうだと思いました。研究活動でも実験中のトライアンドエラーの中で改善案を模索するのが好きだったので、未知なる新しいことに挑戦するのは私にとって相性がいいと直感しました。
ですがその後の面談で、予想外に情報システム部への配属を提案されました。学生生活では情報系の分野に触れたことはなく、「化学メーカーといえば研究開発」というイメージがあったので驚きましたが、知らない世界に飛び込むのが好きな自分にとっては、楽しみでもありました。

想像を、行動に。

Schedule

-08:30
出社、メールチェック
-09:00
ミーティング(チーム、部内など)
-10:30
データ集計、資料作成
-12:00
昼食
-13:00
依頼先の会社との打合せ、タスク整理、データ作成など
-17:00
退社

一から学ぶ楽しさを味わいながら

まず入社後に半年間、太陽インキ製造の製造技術部に所属し、購買や販売部門などあらゆる部署を回って業務を理解しながら工場運営全体を学びました。実際に工場の製造ラインに入って現場作業を経験したことは強く印象に残っています。現場社員の方が工夫を重ねていることを知り、世界シェアNo.1を誇る理由を垣間見た気がしました。情報システムの目線では、この期間に製造現場における改善点を見つけてくることがミッション。当初予想していたよりも人力でカバーしている部分が多いことに気づき、デジタル化によって効率化できる余地を見いだすことができました。
情報システム部に配属されてからは、工場システム刷新プロジェクトの中で新しいシステムのあるべき姿について考え、システム変更による業務変化の影響を考慮したフローの見直しを行なっています。実際の製造現場を知り、現状取得できている数値データや利活用の課題を把握できたので、解決を目指した取り組みを進めています。まだまだ未熟な部分もありますが、持ち前の好奇心を活かして楽しみながら学んでいます。

行動で、未来を。

自ら仕掛けたAIアプリ活用推進の取り組み

情報システム部では、AI技術を活用したチャットアプリを開発しています。何かのトピックについてアプリ内で尋ねると、AIが答えを返してくれるというもの。ある時、アプリ開発担当者から「このツールをもっと社内に広めたい」という相談を受けました。若手を中心に広げていけば全社的にも認知度が上がるのではないかと思い、啓蒙活動に名乗りを上げ、その運用を主担当で進めていきました。
取り組みの一つとして、アプリを積極的に業務で活用している社員と、ほとんど使用したことが無い社員での交流会を実施しました。交流会後は、参加してくれた方々の使用率が向上して啓蒙の成果が目に見えて現れ、達成感を味わうことができました。
社員がどのようにアプリを使いたいと思っているのか、どうすれば良さに気づいてもらえるかなど、知恵を絞らなければならない苦労はありましたが、その過程で自分自身もアプリを使用して、AIアプリ活用による業務効率化の恩恵をとても実感しました。

私が創る未来

大事にしたいバリュー:楽しむ

幅を広げ、自分にしか生み出せない価値を

情報システム部では、保守運用を強化する「守りのDX」と事業成長に寄与する「攻めのDX」という2軸で取り組みを進めています。データ利活用による最適な意思決定や生産活動の効率化など、これらのミッションに少しでも貢献できる人材になるために、日々努力しているところです。
まずは、自分が担当している工場システムの刷新プロジェクトをやり切り、現場社員の方々にとってより使いやすくなること、今まで取得できていなかったデータを収集できるようになることを目指しています。様々なプロセスを定量化することで新たな課題が見えてくると思いますので、もっと効率的な生産をするためにシステム面から支援していきたいです。
学生時代の研究も情報系の業務も、ロジカルに考えるという点は共通しています。研究にも興味がある一方で、新しいことを学び、できることの幅を広げていく過程を楽しみつつ、得た知見を活かして自分にしか生み出せない価値を会社に提供していきたいです。