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経理

「数字」ではなく「事業や組織」を見る

経理部 経理課
太陽インキ製造
2012年入社

K.H.

※ インタビュー内容は取材当時のものです

太陽ホールディングス
経理財務課

2012年〜2016年

太陽ホールディングス経理財務課に配属され、経理・税務業務を中心に担当。

太陽グリーンエナジー
新規事業創造グループ

2018年〜2019年

食糧・エネルギー事業を行うグループ会社に異動し、新規事業の立ち上げを行う。

太陽ホールディングス
医薬品事業本部

2019年〜2020年

M&Aにより取得した医薬品製造業を営む工場を一会社として立ち上げるための業務を担当。

太陽HDとの出会い

この会社なら世界で戦い続けられる力がある

学生時代は経営学科に所属していました。特に簿記の授業が面白く、そのまま税理士の道に進もうと税理士試験の勉強に励むようになりました。ただ、自己分析を進める中で、税理士で専門家としてやっていくよりも事業会社に所属して日本の経済成長と国際競争力の向上に貢献していきたいと思うようになりました。「税務の専門知識を持ちつつ、ビジネスを動かす力を身につけたら唯一無二の人材になれる」と考え、事業会社へ就職する進路に切り替えました。
その中で、今後日本の人口は減り、国内市場が縮小していくことは避けられないと考え、日本企業の強みであるものづくりの技術力を活かしつつ、海外展開に力を入れているメーカーを探しました。そこで出会ったのが、太陽ホールディングスでした。財務状況が非常に安定していて海外売上比率も利益率も高く、「この会社ならグローバル市場でも競争力を持ち続けられる」と考えました。また、大き過ぎない組織規模も若い数年のうちに幅広い仕事を経験でき、成長できるだろうと感じたのも大きいです。

想像を、行動に。

Schedule

-08:30
課員の業務状況確認
-10:00
兼任役員業務に係る社外打合せ
-11:00
管理部と経理部の合同定例打合せ
-13:00
システム導入に関する定期ミーティング
-15:00
経理課の週例会議、課内1on1
-17:00
退社

失敗しても何度も向き合い続けたから成長できた

入社後は、経理を軸にキャリアを積んできました。1年目の配属直後には連結決算業務や税務実務という大きな仕事に参加しました。税務に関する知識は学んできたものの、実務に関してはわからないことばかりで大きな失敗も経験しました。「もしかしたら自分には向いていないのでは」と思い悩むこともありましたが、わからないことは徹底的に調べることを繰り返し、乗り越えることができました。そんな中、大きな影響を与えてくれたのが当時の上司の存在です。「本当にそれが最も効率的なのか?より良い経営判断につながるのか?」と指導し続けてくれたことで、専門家視点のような「数字を見る」だけでなく「事業、組織、利益につながるのかを見る」という私の仕事のスタンスが形成されました。
その後、グループ会社に出向して経理部門の立ち上げに参加。1年で自走できる状態をつくったところで、太陽ホールディングスに戻り、その後もM&Aに関わる業務など様々な業務を担当しました。

行動で、未来を。

多様な経験で生まれた「経理らしくない経理」

私自身、「経理らしくない経理」だと自認しています。というのも、経理の範疇に留まらない幅広い業務を経験してきたバックグラウンドがあるからです。たとえば、社内公募制度を活用してグループ会社の太陽グリーンエナジーに出向し、社員食堂や飲食店の管理・運営、賃貸住宅事業や農業事業の立ち上げなどに奔走しました。また、2019年に太陽グループが新たな医療・医薬品製造工場のM&Aをしたことに伴い、人事部門の立ち上げや予算策定などの経営の根幹に関わる業務を担当しました。人事業務などは当時全く未経験だったため、社内資料や規程を一から読みつつ、分からないことは分かるまでとことん調べ、重要な会議にも出席させてもらい新たな知見を得ていきました。経理業務の外に出てビジネスの最前線に立つ営業や、会社や組織の運営について学べたことは大きな成長を感じ貴重な経験となりました。
未知の仕事は負荷もかかりますが、できることが増えるとこわいものがなくなっていく感覚があります。自分の知識を活かせることはもちろんですが、新たなものを獲得していくことも楽しいです。

私が創る未来

大事にしたいバリュー:楽しむ

人を育て、末永く生き続ける組織をつくりたい

いつかは経営者になって、組織とメンバーがともに成長していける組織を創ることを目指しています。人間には誰しも寿命がありますが、組織はビジネスさえ継続できていれば永遠に生き続けることができます。だからこそ、次世代を担う人材の育成は最重要ミッションだと思っています。
メンバーには、ただ机に向かって画面にのめり込み「数字」だけを見るのではなく、その数字が多くの人の様々な活動によって生み出されたものであるという視点を持ってほしいと思っています。そのため、海外出張に同行してもらったり展示会に参加してもらったりなど経理以外にも様々な経験をしてもらい視野を広げてもらおうとしています。通常の経理業務として集計や分析はもちろん必要ですが、さらに一歩踏み込んで会社の内部状況なども把握した上で「ここを変えたらもっと会社が良くなるのではないか?」などと提案し、会社の利益に資する経理になりましょうという話をしています。
主体性を持つことで、仕事をいくらでも面白くすることができると思います。私自身、自らを売り込んでグループ会社の取締役に就任した経験があります。これからも目の前の業務の枠を超えて挑戦し続け、その背中をメンバーに見せていきたいです。