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人事

拡大・成長するグループに一体感をもたらす

人事部 採用/人材・組織開発課
太陽ホールディングス
2022年 新卒入社

N.K.

※ インタビュー内容は取材当時のものです

太陽ホールディングス 人事部

2022年〜

組織開発「未来共創イニシアティブ」企画運営、新入社員受け入れ、シニア向け研修運営などを担当。

太陽HDとの出会い

過渡期の企業でチャレンジする面白さを感じて

就職活動の軸は、「裁量が大きくチャレンジングな環境がある」「自分に自信を持って心地よく働くことができる」の2つでした。その中でも、安定した地盤がありながら幅を広げて挑戦している会社が多いと感じ、化学メーカーを中心に企業選びを進めました。
太陽ホールディングスは、主力製品のソルダーレジストに続く事業をもっと立ち上げていきたいと思っているフェーズ。チャレンジを歓迎する風土に満ちていましたし、実際に社員も楽しそうに新たな挑戦を語っていました。文学部だったのでこれまで化学とは縁がありませんでしたが、新たに勉強していけることにもワクワクを感じていました。

想像を、行動に。

Schedule

-09:00
出社、メールチェック
-10:00
組織開発施策の企画検討
-12:00
昼食
-13:00
組織開発プロジェクト打合せ
-17:00
研修運営準備
-18:30
退社

広い視野を持ってグループに最適な組織開発を

入社後は人事部に配属され、主にグループ全体の組織開発「未来共創イニシアティブ」の企画運営を担当しています。組織開発とは、一人ひとりが最大限の力を発揮し、その融合によりチームとしてのパフォーマンスを上げ続ける取り組みです。太陽グループの「未来共創イニシアティブ」の取り組みは自律型人材あふれる組織への変容を目指し、2019年からスタートしました。私は入社以来、約2,000人のグループ全社員を対象に、経営理念実現に向けて創造した共通の価値観である「太陽バリュー」を一人ひとりが大切にし、仕事の中で体現していくことを推進する取り組みを行っています。
経営目線を想像し会社の目指す姿を理解することや、現場の状況や日常のリアリティをつかむなど広い視野を持つことが求められ、1年目の自分にとってはハードルの高い業務内容でした。視野を広げるために大切にしてきたのは、各拠点へ積極的に出向きヒアリングすること。今何が起こっているのかを現場で体感すると得られる情報量も変わりますし、対話を大切にすることで皆さんとの信頼関係も構築できると思っています。そして、新しい企画を実施する際には仮説を立てることも重要です。組織開発はすぐに分かりやすい成果が出るものではなく、正解もありません。仮説を持っておけばその取り組みの効果を振り返り、次の企画に活かすことができます。また社外のトレンドも常に勉強し、グループ全体にとって効果的な施策は何か模索し続けています。

行動で、未来を。

「歴史」をリスペクトして「未来」をつくる

組織開発は新しい何かを始める取り組みだと思われることが多いですが、これまで築き上げてきたものへのリスペクトが何より大切です。たとえばM&Aによって新たに設立されたグループ会社で働く社員は、太陽ホールディングスとは異なるカルチャーで過ごしてきた人がほとんどです。価値観を無理強いするのではなく、お互いの大切にしてきたことを共有しながら融合していけるよう取り組んでいます。
その取り組みのひとつとして、グループ会社同士のコミュニケーションを促進させる場を企画。「バリューリーダー」と呼ばれる、各組織から選出された年齢や所属部署もバラバラな100人弱のメンバーが、太陽バリューの具現化に向けて自組織の状況共有や職場で大切にしていきたいことを、対話を通じて深めていくセッションを実施しました。参加した方々から「組織や事業が異なる人との間でも、大切にしている価値観に共感しあったり、共通点を発見したりすることができた」という声も上がるなど、グループの一体感醸成につながる時間でした。
こうした一つひとつの積み重ねが組織全体のパフォーマンス向上や新規事業の創出につながっていくことを期待していますし、会社にとって理想的な姿だと思います。

私が創る未来

大事にしたいバリュー:楽しむ

「自律型人材の育成・活用」に自分なりの価値を発揮したい

振り返ると、働く中で自分の強みを引き出してもらいながら成長できたと感じています。目的意識を持って取り組むことは学生時代から大事にしてきましたが、決まり切っていないものに対して柔軟に取り組めることは入社後に気づいた強みでした。新規事業をさらに立ち上げ総合化学メーカーとして成長していく過渡期にある太陽で、変化に対応できる柔軟さは活かされていると思います。
組織開発はずっと同じ人が担当するよりも、様々な知識や経験を持つ人が携わることで隅々まで声を拾い上げることができ、会社全体の取り組みとして効果をもたらしてくれるのではと考えています。なので、私もいずれは次に引き継いでいこうと考えています。「自律型人材の育成・活用」という人事部の目指す方向性がある中で、組織開発と、採用、昇格・異動といった人事制度はもっと連携が必要だと感じることがあります。私が採用や人事制度設計に関わることで、組織開発との連動性を生み、さらに価値を発揮していきたいです。