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営業

「自律型人材」として営業の高みを目指す

営業部 海外営業課
太陽インキ製造
2016年 新卒入社

T.K.

※ インタビュー内容は取材当時のものです

太陽インキ製造
パッケージマテリアル部
パッケージ営業課

2016年〜2021年

半導体パッケージ用の材料を専門に扱う営業課で活動。

太陽ホールディングス
経理部 経理課

2021年〜2023年

グループ全体の業績分析や経営陣への報告、グループ会社の業績管理などを担当。

太陽インキ製造
営業部 海外営業課

2023年〜

再び営業に戻り、中国の顧客を担当。中国市場においてほぼ全製品の提案・対応を行う。

太陽HDとの出会い

陸上競技で培った習慣が「自律型人材」の基礎になる

大学の専攻は情報学でしたが、人と会話し協力しながら物事を進めることが好きだったので就職活動では営業職を志望しました。業界を絞らずに様々な企業を見る中で太陽ホールディングスに惹かれた大きなポイントは、会社全体で「自律型人材」を重視していたことです。学生時代に打ち込んだ陸上競技では、自分で目標を設定し、達成のために何が必要か、常に考えて行動するのが習慣となっており、そうした自分の取り組み方と太陽ホールディングスの働き方がフィットすると感じました。これからの太陽ホールディングスは、世界トップシェアを誇るソルダーレジストによる安定した収益基盤のもと、どんどん新たな分野にチャレンジしていく段階です。その強さの根源は何か、化学という自分にとって未知の世界で何ができるのか興味を持ち、高みを目指せる環境だと考え入社を決意しました。

想像を、行動に。

Schedule

-09:30
出社、メールチェック
-10:00
課内打合せで案件の状況報告、他市場の情報収集
-13:00
昼食
-14:00
顧客提案資料の作成
-16:00
顧客・グループ会社との打合せ
-18:00
退社

できることを増やす過程に楽しさを見いだす

入社後は、「高みを目指して成長したい」という想いを実現させていきました。当社では「やりたい」と手を挙げればチャンスは回って来ます。しかし全てが用意されているわけではなく、意志を持ち、自分で考えて行動する必要があり、常に「自律」を求められていると感じました。
営業に配属されると最初は一般的な化学の知識、自社製品や顧客の生産工程の理解にかなり苦労しました。まずはそれぞれに詳しい人との関係性作りから始め、分からないことは自分なりの仮説を持って先輩に聞くことで消化していきました。そうして分からないことが分かるようになり、できる仕事の範囲が広がっていく実感を持てたその過程はとても楽しかったです。知識が増えることで、協力して営業活動を行う技術部門に任せきりではなく自分の力で対応できる案件も増えていき、顧客の抱える真の課題を見つけ出して新たな角度から提案ができるようになりました。単に顧客の要望を聞く営業から、顧客が真に必要とする課題解決に対して一歩踏み込んだプロデュースをする存在へ、自分が成長している手応えを強く感じることができています。

行動で、未来を。

顧客の抱える隠れた課題に寄り添う

営業として転機となったのは入社2-3年目の頃です。競合他社の製品を採用していた顧客を担当した時期でした。電子材料は高い信頼性と機能性が求められるため、一度採用した材料を変更するのは顧客としても懸念が多く、競合のシェアに取って代わるのは非常にハードルが高いことでした。
製品のプロモーションを続ける中で、顧客先での新製品立ち上げが決まり、新たな特性を持った材料が必要になったためコンペ形式で私たちの製品を評価してもらうチャンスが回って来ました。
製品の提案をする際は、私たちが一方的にプッシュするのでは顧客は満足しません。たとえば納期や輸送コストなど、製品以外の部分でも悩みを抱えていないか親身にヒアリングし、それまで顧客が気づいていなかった課題を引き出すことに注力しました。時間をかけて丁寧にコミュニケーションを取り、社内の各部署と連携しながら一つひとつの課題に対応できる提案を実施した結果、製品の性能の高さが伝わり採用が決定しました。
顧客と同じ目線に立ち課題を把握すること、社内を巻き込んで協力を得ることなど、営業として大切にしたい軸が形成された出来事でした。

私が創る未来

大事にしたいバリュー:スピード

経理部を経て海外営業へ、営業の根本は変わらない

キャリアの途中、2年間ほど太陽ホールディングスの経理部へ異動しました。経理業務を経験したことで数値へのこだわり方が変わり、利益を見る癖がつきました。会社全体を俯瞰した経営視点を持てるようになったことが、今の営業の仕事に活きていると感じます。現在は再び営業部に戻り、中国の顧客を担当しています。言語の壁はありますが、隠れた課題を解消していく基本の姿勢は変わりません。
一方で、担当する製品の幅が広がり、新規顧客も増え、現地法人の20〜30人のメンバーとともに提案を行うなど新たな取り組みも生まれてきました。協力する方々とのコミュニケーションも一層大切にしています。
製品の特性・品質はもちろん大切ですが、顧客の課題解決につながる提案をすることで、さらなる価値提供ができる。それが営業としてのミッションだと思います。
今後は顧客の声をもとに社内へ「今、こうした製品が求められている」とフィードバックし、新たな製品を生み出すきっかけを作ることを目指しています。
そうして当社の製品採用を増やしていくことで、シェアの維持・拡大に貢献し、会社にインパクトを与えられたらと思います。