社員紹介

チームで挑む生産性向上想定外の配属に今では感謝

チームで挑む生産性向上想定外の配属に今では感謝

革新プロジェクト | 生産技術職

2017年 新卒入社

※役職・配属部署はインタビュー当時(2020年11月)のものとなります。

2017年新卒入社。学生時代の研究でソルダーレジストを扱い、当社に興味を持つ。研究開発職への配属を予想していたが、未経験の生産技術に携わることに。自動化の取り組みの一つとして、工場初のロボットアームを用いた生産ラインの導入に関わり、そのプロジェクトを成功させた。

成長実感とやり遂げたという達成感

現在は、工場の生産性向上を目的とした、新設備導入や工程改善に取り組んでいます。設備導入の取り組みでは、装置の仕様や社内運用の検討・製造業者との打合せから、完成検査・導入・初期運用等、立ち上がり完了までの長期にわたり関わっています。工程改善では、改善案の検討からはじまり、ラボスケールから実機スケール検証を担当しています。

先輩方は常に自分のことのように考えてくださり、専門的な知識の伝授や、解決方法についてのアドバイス等、様々な面からフォローしてくださいます。だからこそ一つの仕事を通して何ができて、どういう視点から見ればいいのかが分かるようになり、成長実感が得られる。その結果が成功へとつながり、自分だけでなくチーム全体でやり遂げたという達成感を得ることができています。

入社して4年目になりますが、当社は新しいことへの挑戦が加速していると思います。一人ひとりの業務にもそれがしっかりと反映され、今までの常識にとらわれない、新しいモノや手段を探求することができています。若いうちから大きな仕事を任される社風も、まさに身を持って体感していますね。

アームロボットの新規導入次の施策実現に向けて

特に工場で初めてのアームロボットを用いた生産ラインを導入したプロジェクトでは、機械やプログラムの知識がほとんどない若手の自分に、こんなに大きな仕事を任せてもらえるのかと不安を感じましたが、必ず成功させようと決意しました。自分のアイディアや意見を自由に発信でき、採用されていく喜びは格別でした。

設計から、メーカーでの制作、出来上がるまでの過程はワクワクしていたのですが、完成間近になると問題点も出てきて修正を繰り返す等、緊張感がピークに。業務上予想外なトラブルが生じた際は、まずは一度立ち止まり、今何が起きているのかをしっかりと分析し、解決までの見通しをつけてから対応するように心掛けました。そうして、失敗と成功を繰り返しながら、長期にわたって構想した装置が作業現場で稼働して生産が開始した時は取り組んで本当に良かったと感じました。

アームロボット導入以外にも、これまで自分が関わって検討・提案した様々な施策が、具体的に実現していくフェーズに入っています。これからも、エンジニアとして当社にしかない技術を生み出すことで、社内外問わず、魅力的だと感じられる工場づくりに励みたいと考えています。例えば、生産計画から生産完了まで全体を俯瞰できるシステム等にも、設計の難易度も高く障害も多いのですが、チャレンジしていきたいです。

可能性と視野を広げて今の仕事が天職

私は学生時代の研究で、当社の主力製品であるソルダーレジストを材料として使用していたため、どのように開発や製造をしているのか知りたく、当社に興味を持ちました。そして、会社説明会で世界トップシェアを誇る技術力と、医療・医薬品、食糧、エネルギー、IT等様々な新分野への進出を考えていることを知り、将来性を感じ入社を希望しました。

学生時代の経験から研究開発職を志望していましたが、生産技術職への配属ということで初めはとても驚きました。「生産技術」についてほぼ知識がなかったため、業務一つひとつが新しいことばかり。何をしていても面白さを感じる日々ですし、実は「研究より今の方が向いている」と感じています。

今思えば、研究開発職に絞ることは自分の可能性を狭めていたのかなと思います。機会を与えてくれた会社に感謝しています。学生の皆さんにも、視野を広げて就職活動をして欲しいと思いますし、様々な経験ができる当社をぜひみて欲しいです。そして、後輩の皆さんが同じチームに入ってきたら、先輩方のように親身にサポートしていきたいですね。

私のとある一日

8:30-9:00
メールチェック、朝会
9:00-10:00
本日の試験計画
10:00-12:00
実機試験・立会
12:00-13:00
昼食
13:00-15:00
実機試験・立会
15:00-18:00
試験のまとめを行い、必要があれば打合せ