ICT&S
ICT&S事業は、当社グループや顧客をデジタル領域でサポートする「ICT事業」、受託合成開発を行う「ファインケミカル事業」、再生可能エネルギーの普及促進を行う「エネルギー事業」や植物工場の運営を行う「食糧事業」、当社グループ内の食堂運営を担う「飲食(フードサービス)事業」など、幅広い分野で新規事業の創出を行っています。
ICT事業
IoTやビッグデータ、人工知能等ITの急速な発達により、産業構造やビジネスモデルがかつてないスピードで変革する中、いずれの企業も、デジタル化が経営上の重要な課題となっています。株式会社ファンリードは、当社グループのIT システムの刷新、及び新システムの構築のスピードを上げることを可能にすることだけではなく、持続的成長に必要なサービス等のデジタル化の中核を担っています。
ファインケミカル事業
太陽ファインケミカル株式会社は、1941年に染料・顔料の製造を開始し、機能性色素、染料・医薬・特殊・農薬中間体等の製造を手掛け、常に市場ニーズや需要家各位のご要望に応じた製品を提供してきています。2015年から当社グループの一員になり、今後もお客様のニーズを一歩先で捉えるケミカルのエキスパートを目指していきます。染料の製造販売、及び、機能性色素、ハロゲン化合物、農薬医薬等の中間体を手掛ける受託開発品の製造販売を行っています。
エネルギー事業
2014年に太陽光発電事業の運営会社として設立した太陽グリーンエナジー株式会社は、自然エネルギー等による発電事業及び電気の供給、販売を行っています。これまで、土地を使用せず開発行為が少ない、水上設置型のメガソーラ開発を推進してきました。水上太陽光発電は、水面を利用することで太陽光パネルが冷却され発電効率が良く、また水面を利用することで水面を保有する自治体や農業事業者に利益をもたらすことができるなどのメリットがあります。
食糧事業
グローバルに展開可能な農法・手法の確立を目指し、完全閉鎖型植物工場で栽培するベビーリーフやICTを活用した高品質イチゴ、環境に優しい循環型農法によるフリルレタスなどの栽培を行っています。 また、食糧問題への解決策の一つとして食用コオロギの養殖にも挑戦しています。
飲食事業
当社の社員満足度向上の取り組みとして、「ありえない社員食堂」を実現するため、自社企画・運営での社員食堂を2014年から国内各地のグループ拠点で展開しています。内装から食材まで良質なものにこだわり、地産地消と雇用の面で地域に貢献しています。社員食堂の人気メニューを社外の方々にも味わっていただけるよう、2019年には主要拠点のある埼玉県嵐山町に「駅前嵐山食堂」を開店しました。飲食の他、多くの子どもたちに楽しい食事の時間を過ごしてもらえるよう、定期的に子ども食堂も開催しています。