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太陽ホールディングスの挑戦

100年企業をめざした、
職場環境づくり。

※当社「たいよう保育所」にて撮影

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たいよう保育所ブログのご紹介

~子供たちの日常の様子をお届けします~

結婚・出産後も働き続けられる職場に

 いくつもの会社の経営にたずさわってきた佐藤社長。そのなかで、つねに残念に思っていたのが結婚、出産による社員の退職でした。これからという時に、辞めざるをえない社員を何度も目にし、力になれないものかと思いを募らせていました。社長のこの思いが、「たいよう保育所」として実現、またひとつ100年企業として誇れる働きやすい職場環境が整備されました。

自然や地域との触れ合い、そして教育方針を重視

 保育所を開設するにあたって、3つの点にこだわりました。1つ目は、企業の社会的責任として環境負荷の低減を考え、再生可能エネルギーを有効活用した施設としたこと。太陽光パネルと蓄電システムを設置し、建物内への電力供給を可能にしました。これにより、停電などの非常時にも電力の心配がなく、利用者の安全にも配慮した設計になっています。

 2つ目は、地域や自然と触れ合える環境です。保育所の隣には畑や里山をつくりました。畑では季節の野菜を育て、収穫体験ができ、里山ではカブトムシや、国蝶であるオオムラサキの飼育、しいたけ栽培を行えます。地元のボランティア団体の協力を得て、里山づくりを子どもたちが体験できるなど、地域に根差した活動にも力を入れています。

 3つ目は、教育方針。「ほめない、叱らないで、勇気づける」子育てという、子どもの自立心を育む教育法として注目されているアドラー式を採用しました。この他にも、昼食は、地元の食材を豊富に使ったバランスのよい料理を食堂で調理し提供。また、今後は里山にピザ窯を設置して、他の保育所と連携してイベントなども開催する予定です。

地域の人々に開かれた保育所

 この保育所は福利厚生の一環だけでなく、地域への貢献という役割も担っています。定員枠に余裕があれば、町民の方も役場に申請することで入所が可能。2015年12月1日の開所式では、嵐山町の町長も出席され、地元TV局の取材も入り、注目度の高さがうかがえます。現在待機児童問題に悩むご家庭では、たいよう保育所への入所を検討されている方もおり、地域に開かれた保育所としても期待されています。

 

 開所とともに保育所のサービスや教育方針などが広く紹介されるにつれ、魅力を感じる社員が多くなってきました。保育所は職場のすぐ目の前に建てることにしたので、職場へのアクセスをよくするため、山を切り崩し、道を整備したことで、保育所への行き来がしやすく、会社に居ながら我が子の日常を感じることができます。結婚、出産、育児などライフスタイルが変わっても、働き続けられる。そんな環境が整ってこそ、社員は仕事に専念でき、夢あるさまざまなモノをグローバルに生みだし楽しい社会の実現に貢献できる。100年企業を目指す太陽ホールディングスは、今後も社員が活躍できる風土づくりにまい進していきます。

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中村 信介

太陽ホールディングス株式会社
管理本部 人事総務部 嵐山総務課長

本社での人事部を経験後、現場を知るために製造部門へ志願して異動。その後、本社総務や海外での工場立ち上げなどに携わり、3年前に現職に。「たいよう保育所」の立ち上げでは、現場をまとめる責任者として活躍。

※掲載内容は2015年12月取材当時のものです。

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